スクラムマスター資格には、いくつかの選択肢があります。どの資格が一番有名か、履歴書に書きやすいか、費用はいくらか。そうした観点で比較することも、もちろん必要です。

ただ、資格選びで最初に考えるべきことは、もう少し手前にあります。

自分は、スクラムマスターとして何ができるようになりたいのか。チームや組織に、どのような変化を起こしたいのか。

資格名だけで選ばない

資格は、学習の入口として有効です。一定の体系に沿って学べますし、自分がスクラムについて学んだことを外部に示す材料にもなります。

しかし、資格を取っただけでスクラムマスターになれるわけではありません。スクラムマスターの仕事は、イベントの司会をすることでも、スクラムのルールを取り締まることでもないからです。

スクラムマスターは、チームが経験から学び、障害を取り除き、よりよい成果の出し方を身につけていくために働きます。そのためには、スクラムの用語を暗記するだけでは足りません。

比較すべきは「何を学ぶか」

スクラムマスター研修を選ぶときは、資格名だけでなく、研修の中で何を扱うのかを見ることをおすすめします。

スクラムの役割、イベント、作成物を理解すること。プロダクトバックログやリリース計画を、単なる管理表ではなく、価値を届けるための道具として扱えること。チームで協働し、学びながら進める感覚を体験すること。

そして、スクラムが現場でうまくいかないとき、それを「チームの努力不足」として片づけず、仕事の流れや組織の構造にも目を向けられること。

こうした学びがあるかどうかで、研修後の行動は大きく変わります。

RSM研修で学べること

LSA CONSULTiNGが提供するScrum Inc.認定資格スクラムマスター研修は、Registered Scrum Master(RSM)試験の受験資格につながる2日間のオンライン研修です。費用はお一人様198,000円(税込)。テキストを含めて全編日本語で実施します。

この研修では、スクラムの起源、基本的な考え方、役割、イベント、作成物を学ぶだけでなく、ワークショップやディスカッションを通じて、スクラムを実践する感覚を身につけていきます。

たとえば、プロダクトバックログ、見積もり、リリースプランニング、バリューストリームマッピング、ユーザーストーリーマッピング、スクラムマスターケーススタディなどを扱います。

大事なのは、スクラムを「正しく説明できる」だけではなく、チームの中で何が起きているのかを観察し、どこに働きかけるべきかを考えられるようになることです。

研修後に現場で活かすために

研修で学んだことを現場に持ち帰ると、多くの場合、理想どおりには進みません。デイリースクラムが進捗報告になっている。レトロスペクティブで出た改善が実行されない。プロダクトオーナーと開発者の間で、期待している成果がずれている。

こうした問題は、スクラムの形式を整えるだけでは解決しません。チームが自分たちで状況を見える化し、問い直し、小さく改善していく力が必要です。

だからこそ、スクラムマスター研修では、知識の習得と同じくらい、現場でどう観察し、どう問いかけ、どうチームの学習を支援するかが重要になります。

LSA CONSULTiNGのRSM研修が向いている人

LSA CONSULTiNGのRSM研修は、スクラムを初めて体系的に学ぶ方にも、すでに現場でスクラムを実践している方にも向いています。

特に、スクラムマスターを任されたが何をすればよいか迷っている方、独学でスクラムを進めてきたが手応えがない方、チームや組織の中でスクラムをよりよく機能させたい方には、学びを現場の言葉に接続しやすい研修です。

講師はScrum Inc.認定 Registered Scrum Trainerの松永広明が担当します。また、LSA CONSULTiNGでは、Scrum Inc. Japan創立時の代表取締役社長として企業へのアジャイル変革支援と認定トレーニングを提供してきた荒本実氏を非常勤顧問に迎えています。

スクラムマスター資格を取ることは、ゴールではありません。チームが成果を出せるようになるための、ひとつの入口です。

資格取得の先に、現場で使えるスクラムを学びたい方は、Scrum Inc.認定資格スクラムマスター研修をご覧ください。法人開催やチーム単位の受講については、お問い合わせからご相談いただけます。